各社は拡大戦略に本腰

2011.11.26

ゼネコン各社が新卒採用の拡大に本腰を入れ始めている。団塊世代の大量退職期が目前に迫るとともに、建築市場の好転による人材不足が背景にある。民間設備投資の回復による業績拡大で財務体質が回復し、人材確保の拡大戦略を打ち出せるようになった。完成工事高1000億円を超える各社の採用実態を見ると、2006年4月の新卒採用は31社中28社が前期実績を上回る。07年4月採用は、未定2社を除く29社中24社が増加基調にある。

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ゼネコン大手5社は6年ぶりに05年4月採用からそろって100人の大台を超え、新卒採用の拡大路線に移行した。07年4月には大成建設と清水建設が200人の採用を予定するとともに、06年4月に178人を採用した大林組も「2割増程度」の拡大を見込む。鹿島と竹中工務店も150人規模の採用計画を立てる。準大手クラスも戸田建設のように3割増の150人を確保する動きがある。06年4月採用を見送った三井住友建設も07年4月は80人を採用する計画だ。各社とも団塊世代の退職により、技術の伝承に対する不安感が広がり、年齢層のバランスを確保する人事戦略に方向転換している。06年4月採用ではゼネコン各社が一斉に新卒採用を拡大したことで、予定採用数の確保に苦戦する企業も出ている。





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