木が素材としていかに快適性にすぐれていても、建材としての一定の強度(耐震性、耐火性、耐久性)がなければ、家を支える構造体の材料としては不適格です。次はこの木の強度に関して検証してみることにしましょう。皆さんは本と鉄はどちらが強いと思いますか。おそらく鉄が木よりも強いと思う人のほうが多いでしょう。鉄は明らかに木よりも硬いし、重さもあります。鉄の棒で木の棒は折れますが、木の棒で鉄の棒を折ることはできま
木は強度にもすぐれている... の続きを読む
バブルに対する人々の感情には、「警戒」論から「待望」論までかなりの幅がある。わが国では、金融当局や新聞などマスコミの論調は「警戒」派が主流のように感じられる。一方、不動産業界をはじめとするビジネスの現場や、社会人になってからバブルを経験した世代(60年代生まれ以前)にとっては、バブルは子不ルギッシュでハッピーなものという記憶が焼きついているためか、「歓迎」、そして「もう一度」という「待望」派が多い
日本のプレーヤーは今、何をすべきか... の続きを読む
「外断熱工法というものがありまして……」営業さんに説明を受けて、私と妻は思わず顔を見合わせてしまいました。それというのも、「家族のためによい環境を」ということだけを考えていた私たちは、家自体の工法については無頓着だったことを知る結果になってしまったからです。外断熱工法・気調システムといったほかの住宅メーカーでは取り扱うことがきわめて少ない家づくりに、半信半疑の念を抱かずにはいられなかったのですが、
家族のためによい環境を... の続きを読む
掃除機では、壁際や家具際のホコリがなかなか取れません。先の細いノズルに替えて吸い取っていても、だんだんホコリが溜まって汚れた色に変わってきた経験はありませんか。特に敷き込みカーペットの場合によく起こります。そういうときには、歯ブラシでカーペットのパイルを起こすようにブラシをかけながら、掃除機で吸い取ると、隅々までホコリを取ることができます。気になり始めたら試してみてください。毛髪やペットの毛は、掃
「歯ブラシ」を使えば壁際のホコリもOK... の続きを読む
国際化する不動産に、国境の壁を越えた価格欽定の圧力が働くことになる。外国人は日本の不動産をほかの日本国内の不動産とだけ比べているわけではない。比べる対象は中国、韓国、インドの不動産だ。中間的に見ると、日本の不動産攻防は国際的な不動産の価格水準に収斂していく公算が大きい。どういうことかというと、例えば東京・銀座の地価はパリのシャンゼリゼやニューヨークの5番街と比べて高いか安いかという目で見られること
不動産価格の国際化とは... の続きを読む
隅田川流域の東京北東部は、江戸期にはすでに町人や農民の暮らす街として栄え、明治維新以降は軽工業地帯として、急激な都市化をとげた。北千住には民間の軍靴工場、王子には、製紙工場や紙幣の印刷工場が構えられ、現在の文京区、豊島区、板橋区、北区にかけては、火薬工場や兵器の部品工場などがつくられていた。こうした工場の労働力を支えたのは、北関東や東北地方などから集まった農村出身者だった。このため周辺には、労働者
住みやすい墨田川流域の東京北東部... の続きを読む
住宅ローンの見直しは、「なんらかの不安を抱えているローンを、安心して返していけるローンに変えること」です。安心して返していけるローンとは、すなわち、理想的なローンのこと。見直しに着手する前に、どんなローンが理想的なのかを考えてみましょう。私が考える理想的なローンの要素は、(1)「60歳までに完済できること」、(2)「少なくとも10年間は金利が固定されていること」、(3)「ローン返済をしながら貯蓄が
理想的ローンの要素は3つ... の続きを読む
いくら安いからといって、もう少しぐらいとか、普通に買えば高いのだから、といった甘さはまず捨てる。これがあると、とんでもない落とし穴に落ちることになる。警告する。探す段階でははずれを恐れてはいけない。そう筒単に見つかるものではない。はずれたり、失敗したりして学んでいく面も多々ある。その失敗か金銭的なものになると困る(だから代行業者に頼ってはいけない)が、時間や体力ならば甘受すべきだ。探すことを楽しむ
競売物件取得に向く人、向かない人... の続きを読む
不動産による財産づくりも同様だ。若い時期に強制的に借金をして、自己強制しないとなかなか財産というものはつくれるものではない。土地、マンション、マイホームなどを購入し、毎月金融機関に返済をする。少しでも遅れようものなら、夜叉のように返せ返せ、早く返せと迫ってくる。ちょっとでも遅れると。まるで罪人のような扱いをする。これが銀行の姿だ。事業が苦しくなって、返済がとどこおって、銀行からせめたてられた経験を
財産づくりには自己強制が不可欠... の続きを読む
最近、建て替えのサイクルが早くなり、五年、十年〜十五年という人が増えている。若い時の家は、資金も信用も少ないことから、値段が安いことが第一条件だ。そして、これを基盤とする。子供が増えてきたら建て増し、建て替え、あるいは買い替えをする。子供が独立して家を出てしまったら、貸室付の家に建て替え、老後の安定を図る。とにかく、一生に一回という考え方は、今日的ではなくなってきた。サラサホームでは、メーターモジ
十分に検討して選ぶように... の続きを読む
構造や施工法の差は、設計上の考え方の差によるところが大きい。両者のちがいが顕著に表れるのは、コンクリートの劣化で強度が低下したときや、阪神・淡路大震災のときのようにコンクリートに強い破壊力が加わったときである。「継ぎ手」された鉄筋というのは、そのまわりをおおっているコンクリートによって保護されてはいるか、鉄筋同士はたんに重ね合わせられているだけである。溶接もされていなければ、強力な接着剤で固定され
いとも簡単に倒壊してしまう... の続きを読む
香川県のとあるお宅におじゃました時のこと。お昼にと、讃岐うどんをゆでてくださったのには感激しました。讃岐うどんの麺がいいのですよね。その長い麺を大きな器から、つけつゆの器に移そうと腕を伸ばし、お箸で上まで引っ張り上げる私に「讃岐うどんは長いから『たぐる』んですよ」と教えてくださった奥さん。以来私は親しい人と讃岐うどんを食べる時、「讃岐うどんは『たぐる』んだよ」と教えているのですが、そのたびに奥さん
究極のおもてなし... の続きを読む
方角については、日当たりを気にする人の多い日本人が好きな方角は、南→東→西→北の順。ならばと、ほとんど北で道に面した土地も、ちょっとでも東に寄っていれば「北東」と表示されます。では写真なら信用できるかというと、100%とはいえません。写真で見る限り、さんさんと日の当る明るい土地でも、実際は一日の間のほんの一瞬に過ぎないこともよくある話。土地の写真は、一番よく見える時間帯に撮りに行くのが常識です。も
ラーメンと土地はそっくり... の続きを読む
屋根のリフォームをすすめる業者は、ある日突然訪問してきます。気軽に家にあげないことが一番大切なのです。このような業者の営業マンには注意しましょう。まずは、無料点検を強引にすすめてくる営業マンです。無料点検と言われて屋根を点検してもらったら、割れた瓦や、ずれている写真を見せて葺き替えを強引にすすめられたケースが多数あります。その写真は他の家の写真であったり、自分で割って写真を撮ることもあるのです。次
注意すべき屋根リフォーム業者とは... の続きを読む
私の実家は、ベランダ側はJRの駅の真ん前、廊下側は主要幹線の目の前に建っているマンションでした。小さい時からその家に住んでいたためすっかり慣れてしまっていたのですが、結婚して山に囲まれた静かな住宅に住み始めてから、実家に帰ったときは「なんてうるさいとこで暮らしてたんだろう」とよく思います。里帰り出産をした時など、せっかく子供が寝ついても、電車の音で目が覚めてしまうことも多々あり、かなり恨めしく思っ
電車の騒音がする住宅... の続きを読む
ヒアリングとは、機関投資家を個別に訪問するなどして、社長自らが会社内容の説明を行った上で行われるものです。各市場には廃止基準が設けられており、公開企業がこの廃止基準に抵触してしまうと、証券取引所上場または事業承継を取消されてしまうので、公開後も注意が必要です。ただし、廃止基準を下回った場合でも直ちに上場廃止になるわけではなく、猶予期間が設けられており、この期間内に回復できれば上場は維持されます。ま
ヒアリングとは... の続きを読む
駅の西側はロータリーになっていて、並木道が伸びている。東急プラザ、サンカマタ、ユザワヤなどの大型商店をはじめ、戦後の闇市から発展したサンライズ蒲田、サンロード蒲田といったアーケード商店街がある。駅東側には、かつて松竹蒲田撮影所があったが、現在はパリオ、マルエツなどの商業施設、大田区役所、区民ホール(アプリコ)、警察署、税務署、郵便局、社会保険事務所、図書館などの行政関連施設が集まっている。また、1
駅の西側はロータリー... の続きを読む
2001年初夏、6月の末。梅雨の合間の、急に暑くなった快晴の日が2日ほど続きました。その日はちょうど棟も上がり、遮熱パット付き・屋根断熱パネルの取り付け日でした。夕方仕事を終えて、現場から帰ってきた社員大工達が口々に大きな声で騒いでいます。何だろうかと下へ降りて行くと、皆、まるで一日海水浴にでも行ってきたかのように、腕も顔も真っ黒に日焼けしています。「どうしたんだ?」と聞くと、開口一番、「社長、あ
大工達の証言によって証明された... の続きを読む
住宅づくりセミナーに参加したとき、講師から逆説的なアドバイスを聞きました。一番環境にやさしいのは、家を建てないこと。真実は、ときに皮肉です。わたしたちにできるのは、長持ちする家を建て、住み継ぐライフスタイルにシフトしてゆくこと。「日本の家の30年問題」は、もう先送りできない課題。せめて100年使うという発想でプランニングしてください。なお、日本には、すでにおよそ700万もの戸数の空き家があるのです
100年使うという発想で家をプランニング... の続きを読む
自宅の中で、夫婦の寝室となる部屋のこと。子供部屋との大きな違いは、2人分のベッドや布団が敷かれ、2人分の衣類、寝具が収められるために広いスペースが必要になることだ。鏡台とシングルベッドを2つ置くためには、少なくとも6畳以上の広さが必要。それ以下だと、小さめのシングル2つをほとんどくっつけて置くか、ダブルベッドにせざるを得なくなる。居室の中でひときわ広く、ウォークインクロゼットや大型クロゼットなどが
主寝室とは... の続きを読む
大地震時には、玄関の扉の耐震性が大きな問題となる。マンションなどでは、延焼防止機能をもたせるために、扉の鉄板の間に断熱材をサンドイッチした構造になっていることが多い。しかし、大きな力がかかると形が歪んでしまい、元に戻らなくなる。そうすると、扉が開かなくなってしまう。兵庫県南部沖地震では、開いたまま閉じることができない扉も多く見られた。この場合は、夜間の防犯上問題があり、安心して寝られないことになる
耐震性の高い玄関扉を... の続きを読む
ペット同居OK(2匹まで)管理規約による制限がございます。詳しくは係員にお問い合わせください。マンション・チラシでよく見かける「ペット可マンション」の注釈だ。しかし、実際にペットを飼おうと思っても、ペットの足洗い場さえないことがある。販売対象層としてペット愛好家を取り込むために、単に、管理規約上で「ペット可」を謳っているだけなのかどうか、確認が必要だろう。不動産経済研究所が2007年5月31日に公
口先だけの「ペット可マンション」ではないか確認しよ... の続きを読む
マンションのモデルルームは今や、高級なインテリアショップと見まごうばかりです。高価そうに見える洒落た家具が置かれ、ダイニングテーブルは花で飾られています。こんな部屋で暮らせたらいいなと思わせるようにできています。しかし、そうした装飾に目を奪われてはいけません。モデルルームで見るべきものはインテリアではなく、住宅そのものなのです。モデルルームに設置されている設備や建具、作りつけの家具などが、標準装備
モデルルームはただのモデルではない... の続きを読む
私の友人は、仕事の都合で岡山県のとある場所に転勤になりました。それまでは兵庫県の中でも比較的土地単価の高い地域に住んでいて、当時の賃貸マンションは、新しく綺麗ではありましたが、泊まりに行かせてもらったりすると、机などを片づければなんとか蒲団が2枚敷けるような広さ(狭さ?)でした。それでも家賃はそこそこで、外食の多い彼女の生活は少し苦しそうでした。引っ越しの際、住宅情報サイトで勤務先に近いマンション
賃貸物件の相場のちがい... の続きを読む
生れてこの方、ずっと借り家住まいである。親父の仕事の関係で、転勤が多かったこともあるだろう。まぁ、不満が無かったかといえばウソになるけど、今から思えば大した不満でもない。兄貴も妹も、まぁそれなりに成長してなんとかやっている。僕も、独立して結婚して子供もできたりしたけど、ずっと賃貸だけど、まぁ、なんとかやっている。子供たちからしたら不満があるかもしれない。でも、親父だってそうなんだから、いいじゃない
ずっと賃貸でしたこれからも... の続きを読む
避雷針とは高層マンションなどの高い場所に設置された、雷の被害を減らす装置です。アンテナよりも高い場所に設置され、大電流が流れてもいいように動線を非常に強力にして地下の銅版に接続するようになっています。こうすることにより落雷を電線などから被害の少ない避雷針に引き寄せることが可能です。避雷針がある場所の近くは気をつける必要があります。電流が流れてくるので、感電する危険性もあるからです。近代的な避雷針の
高層マンションに設置された避雷針... の続きを読む
環境に対して個別的に対応するということは、複雑、分散、複合、全体といった性質を生み出す。周囲の力を受け入れて生み出されたものは、複雑な周囲の力によって当然複雑化する。たとえば、近代的都市計画のように、すっきりはしているが退屈な一直線の道路網やスカイラインにはならない。道は地形や高低差、すでにある歴史的あり方を受けて微妙にカーブし、登り坂、下り坂、時には階段道になり、またあるところは脹らんで人びとが
地形や隣家との関係から生まれる街のリズム... の続きを読む
売買行為があり、「市場」が生まれれば、それなりに値段がつくのだが、そうではない場合もある。銀行が不動産を担保にして融資する場合を考えてみよう。不動産そのものに売買契約はなく、不動産価格も存在しない。では、不動産価格はどのように決まっていくのだろうか。ここでは特に、建物を含まない土地の値段の決まり方について見ていくことにしよう。なお、ここでいう「地価」とは主に、総額ではなく、平方メートル(坪)単価と
土地の値段の決まり方... の続きを読む
大型の開発予定地の中の物件をあえて買おうとされる方がいらっしゃいます。複数の地権者がいて、そこに大手のデベロッパーや開発業者などが入り乱れて、3年先あるいは5年先の開発が予定されているような土地のケースです。いずれ開発されるので、今からその予定地の一部を買っておけば、デベロッパーなどが高い値段で買いに来てくれるだろうなどと勝手に妄想するケースです。これも少し冷静になって考えたほうがよいでしょう。都
開発予定地は要注意... の続きを読む
平成初期の頃に多額の住宅ローンなどで住宅を買った人たちが、「こんな物件を買ってしまって大損した」などと愚痴る光景にしばしば遭遇しますが、その人に「でも住んでいてどうですか?ご家族は満足されていますか」などと尋ねると意外にも、子供はその町ですくすくと育っています、妻もお友達がたくさんできて満足しています、町もどんどん便利になっています、という返事が返ってくることが多いものです。私は、その人たちは十分
家族が健やかに過ごしているという土地の効用... の続きを読む
表面利回り、ネット利回りは、次のように計算する。表面利回り=総収入÷物件価格、ネット利回り=利益÷物件価格。ネット利回りを算出する場合、総収入から費用を引き、利益を算出することになるが、賃貸マンションなどは、たとえ満室でも入れ替えを考慮し、通常、5〜8%程度の空室率を盛り込む。つねに賃借人がいるわけではなく、少なくとも出入りがあるからだ。マンションの場合、2年契約が一般的である。退出後は少なくとも
宣伝を精査するコツ... の続きを読む
マンションの向きは、何といっても、“南”ということをはずしてはなりません。生活の場として「日照」ということは、人問の健康ということからしても、この上ない“恵み”であり、それはマンションの持つ「眺望」「高さ」という点からも戸建てに勝るものであるはずです。したがって、どの向きのマンションを買うかということになりますと、価格との相談になります。しかし、基準は「東南の角部屋」が一番であり、それに準じて「南
方位は東南がベスト、仕事用は北向きがいい... の続きを読む
そのうえ、長引くデフレ経済のため、マンションを売却する際に資産ロスをする、あるいは借金だけが残るというケースも見られる。たとえば三五〇〇万円で購入したのに、二五〇〇万円でしか売却できず、住宅ローンの残置はまだ三〇〇〇万円もあるというような状況である。現在の収入が将来も確実に続くのなら、長期の住宅ローンを組んでもなんら問題はない。だが、終身雇用制度が崩壊していく社会では、失業や大幅な収入減というリス
無理のない住宅資金・取得の計画を... の続きを読む
「西日」という言葉があるくらいなので、西向きに大きな窓をつける人は少ないのですが、東に大きい窓をつけると朝早くから暖かくなってよい、と考える人は多いようです。たしかに冬の朝、東から昇る太陽は気持ちよいものです。しかし、そんな時間は意外と短く、エネルギー量も少ないので、夜になれば大きな窓はあきらかに熱の逃げ道になります。この東窓が、夏になると北寄りの東からさしてくる日射熱の入りロとなって家が暑くなり
東西の大きな窓は考えもの... の続きを読む
財形持家融資には、年金融資と同様、申し込みの方法から言って、転貸融資と直接融資とがある。転貸融資とは、事業主(勤め先)を通じて雇用促進事業団から融資を受けるもの。ただし事業主が転貸制度を実施していないと利用できない。そこで、このような転貸融資を利用できない人が申し込みできるのが直接融資である。こちらのほうは、公庫に申し込んで融資を受けることになる。財形融資は、公庫融資、年金融資と併用することができ
財形融資は公庫融資、年金融資と併用できる... の続きを読む
設計者との顔合わせをしたときに、もっとも重要なことを付け加えておきましょう。それは、予算の問題です。予算を明らかにしなかったことで、結局家づくりに失敗した人はあまりにも多いのです。これが計画の初期段階でつまずく最大の要因といっても過言ではありません。誰しも、自分の資産を他人に知られたくはないでしょう。あるプライバシーに関するアンケートで、「他人に知られたくないもの」として、「預金通帳の額」がナンバ
設計者との顔合わせをした... の続きを読む