住宅ローンの見直しは、「なんらかの不安を抱えているローンを、安心して返していけるローンに変えること」です。安心して返していけるローンとは、すなわち、理想的なローンのこと。見直しに着手する前に、どんなローンが理想的なのかを考えてみましょう。私が考える理想的なローンの要素は、(1)「60歳までに完済できること」、(2)「少なくとも10年間は金利が固定されていること」、(3)「ローン返済をしながら貯蓄ができる返済額であること」、の3つです。
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ひとつ目は、「60歳までに完済できること」。60歳以降も住宅ローンの返済が続くのは家計的に戟しく、老後の生活に支障をきたす恐れがあります。多くの方は年金の支給が65歳からですし、60歳以降も働くとしても収入は減る可能性が高いからです。60歳で退職金を受け取ったとしても、退職金をローンの完済に充てると老後資金が減ってしまい、不安が残ります。老後に支障をきたさないためには、60歳までに完済するのが理想的なのです。