東西の大きな窓は考えもの

2011.10.07

「西日」という言葉があるくらいなので、西向きに大きな窓をつける人は少ないのですが、東に大きい窓をつけると朝早くから暖かくなってよい、と考える人は多いようです。たしかに冬の朝、東から昇る太陽は気持ちよいものです。しかし、そんな時間は意外と短く、エネルギー量も少ないので、夜になれば大きな窓はあきらかに熱の逃げ道になります。この東窓が、夏になると北寄りの東からさしてくる日射熱の入りロとなって家が暑くなります。土地の制約によって南東、南西向きに家をつくらざるを得ない場合もあります。このとき、午前も午後も日があたって好都合と、両方に大きな窓をつくりたくなりますが、好都合な面だけを考えずに、その窓からは夏も日がさし込んで暑くなることを忘れてはいけません。

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