国交省は2009・10年度の競争参加資格審査から、技術評価点数(主観点数)の算定式を見直す。現行の算定式が工事規模(金額)に偏重しているため、地方自治体の工事実績も考慮し、工事成績評定をより重視した算定式に改める。一般競争入札の拡大によって、利益を優先し、安全管理、品質確保に対する配慮に欠けるといった施工能力の劣る企業や不誠実な企業が参加しやすくなり、良い仕事をする優良な企業の受注機会が減少するという傾向が見られるため、優良な企業が報われるような仕組みを構築する。
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新たな算定式は、[工事規模の対数値化][都道府県の工事実績の考慮][技術的難易度][部局係数][直近係数の見直し]などが主なポイント。工事規模の対数値化は、規模の大小による格差を縮小し、1件の工事に対する技術力が優れていたかどうかを評価できるようにするのがねらい。また、同省直轄工事の実績がない企業の新規参入を促すため、都道府県の工事実績も考慮し、都道府県が発注した過去2年間の500万円以上の工事を評価対象に加える。技術的難易度の係数は難易度の高い工事が高く評価されるよう改め、部局係数も「当該地方整備局が発注した工事」と「他の地方整備局が発注した工事」の差を少なくする。